【iPhone/ショートカットアプリ】メモ帳の文書をメール送信するショートカットレシピ(添付ファイルも可能)

2019年1月4日2019年12月10日ショートカットアプリ

決まった文章をメールで送信する！という作業がお仕事の中でありませんか？
私は毎月月末に作業報告書(EXCELファイル)を送るという作業があって、それをiPhoneで完結させてしまいたいがために作ったショートカットレシピをご紹介します。

仕様

iPhone標準のメモ帳にメールの件名と本文(以降、メールテンプレート)を予め書いておき、ショートカットを起動することで、メールの送信直前まで自動で設定してくれます。

あとは「送信」ボタンをタップすれば送信できるというものです。

実はメモ帳アプリの「共有」メニューを使うとメールアプリを立ち上げて、メールを作成することができます。
「共有」メニューと「ショートカットを使う」ことの違いは『メールの件名』にあります。

どういうことかというと、メモ帳アプリにメールテンプレートを書く際、1番先頭の行がメールの件名になります。
メールテンプレートを書いて「共有」メニューからメールを立ち上げると、先頭行が件名に設定されますが、本文にも設定されてしまいます。

↓メールテンプレート

テスト件名

お疲れ様です。
これはテスト本文です。

以上です。

「テスト件名」がメールの件名にセットされます。

「テスト件名」〜「以上です。」までが本文に設定されます。

これではメールを起動した後に本文から「テスト件名」を削除しなければならないため、手間がかかります。

「ショートカット」アプリを起動し、「ショートカットを作成」からショートカット作成画面が立ち上げます。
立ち上がったら、アクションを入力していきます。

①名前を取得
↓
②テキスト
┃入力欄に「ショートカットの入力」を設定
↓
③テキストを置き換える
┃テキストを検索の欄に「名前¥n¥n」を設定
┃置き換えの欄には空欄を設定

メモ帳の「共有」メニューからショートカットを選択します。
実行できるショートカットの一覧が表示されるので、今回作成したショートカットを選択します。

ショートカットが起動し、自動でメール送信の直前まで準備してくれますので、あとは内容を確認して、送信ボタンを押すだけです。

下記の方法で添付ファイルを設定することができます。
私はEXCELファイルを送信する必要がありますので、添付ファイルを送れるようにカスタマイズして使っています。

カスタマイズの方法は「③テキストを置き換える」の結果を変数に追加し、「ファイルを取得」のアクションで添付するファイルを選択し、選択した結果を変数に追加しています。

「ファイルを取得」「変数に追加」のアクション実行結果を「④メールを送信する」に渡します。

ファイルを添付しようとするとアプリが突然終了する事があります。

その場合は一度メールアプリを起動して新規メールから「添付ファイルを追加」の操作をして添付ファイル追加後、メールを破棄してからもう一度ショートカットを起動してみてください。

早くappleに直して欲しいところ。。。

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