【Google Apps Script (GAS)】セルの値を取得、セルに値を設定するメソッドを作る

2019年1月11日2020年4月5日Google Apps

GoogleスプレッドシートでGoogle Apps Scriptを使用する時に「セルの値を取得する」、「セルに値を設定する」処理をよく使用するのでメソッド化しました。

ソースコード

セルの値を取得する(getValue)

行番号、列番号で指定したセルの値を取得します。エラーのハンドリング等は割愛してます。

/**
 * セルの値を取得する
 */
function getValue(row, col) {
  var ss = SpreadsheetApp.openById(SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getId());
  var sheet = ss.getSheetByName(ss.getActiveSheet().getName());
  return sheet.getRange(row, col).getValue();
}

セルに値を設定する(setValue)

行番号、列番号で指定したセルに引数のvalを設定します。設定するだけで戻り値は無しです。

/**
 * セルに値を設定する
 */
function setVaue(row, col, val) {
  var ss = SpreadsheetApp.openById(SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getId());
  var sheet = ss.getSheetByName(ss.getActiveSheet().getName());
  sheet.getRange(row, col).setValue(val);
}

実装してみての感想

やりたいことはできているのでひとまず満足♪
getActiveSpreadsheet()、getActiveSheet()を使用しているので、アクティブでないシートを操作することはできないのがちょっと勿体無い。。。

いろんなシートにまたがる処理をする時にはsetActiveSheet()を使ってシートを切り替えるか、スプレッドシートIDやらシート名を引数に持たせるとメソッドの中でシートを指定できるので便利かもしれない。