【Google Apps Script (GAS)】指定したGoogleフォームに紐づいている回答先スプレッドシートを取得するメソッドを作ってライブラリ化する

2018年10月21日Google Apps

このGoogleフォームの回答先スプレッドシートを教えて!っていうとこれだよ!って教えてくれるメソッドを作りました。

業界の用語を使うと引数にGoogleフォームのIDを渡したら、Googleフォームに紐づいている回答先スプレッドシートを返すメソッドを作ったということです。

共通化するとGoogleフォームの回答先を切り替えるツールにも使えそうなのでそこまでやってみました!

実装

スポンサーリンク
/*
  スプレッドシートのIDを取得する
*/
function getSheet(formId) {
  var form = FormApp.openById(formId);
  return SpreadsheetApp.openById(form.getDestinationId());
}

FormApp.openById(formId)でフォームオブジェクトを取得すると、form.getDestinationId()でフォームの回答先になっているスプレッドシートを取得できます。
スプレッドシートのIDが欲しい場合はそのままreturnすればよいと思います。

この処理では、SpreadsheetApp.openById()でスプレッドシートオブジェクトを生成し、returnしています。

ライブラリ化

Google Apps Scriptは「ファイル」->「版を管理」から「新しいバージョンを保存」のボタンをクリックすることでライブラリ化して他のプログラムと共有できます。

私は「Common」というファイル名で作って、共有しています。
よくある便利ライブラリ的なやつです。。。w

感想

スポンサーリンク

やっていることはたった2行で終わりますが、冒頭でも述べたような直感で呼べるようなメソッドを作っておくと、会話するようにプログラムが作れるので後々作るのが早くなると思っています。

あまり多すぎるのもちょっと考えものですが、よく使う処理を吟味してまとめるようにしています。